[参考] このガイドはPostgreSQL 13バージョンを基準に作成されました。 異なるバージョンを使用する場合は該当バージョンに合わせて変更してください。
#postgresqlサービス開始
shell> systemctl start postgresql-13
#postgresqlサービス中止
shell> systemctl stop postgresql-13
#postgresqlサービス再起動
shell> systemctl restart postgresql-13
インスタンスを作成した後、初めに以下のように接続します。
#postgresにアカウント切り替え後に接続
shell> su - postgres
shell> psql
提供されるイメージポートはPostgreSQL基本ポートの5432です。セキュリティ上、ポートの変更を推奨します。
shell> vi /var/lib/pgsql/13/data/postgresql.conf
#postgresql.confファイルに使用するポートを入力します。
port =使用するポート名
#viエディタ保存
#postgresqlサービス再起動
shell> systemctl restart postgresql-13
#変更されたポートで以下のように接続
shell> psql -p[変更されたポート番号]
サーバーログに記録される基本時間帯がUTCに設定されています。 SYSTEMローカル時間と同じに変更することを推奨します。
shell> vi /var/lib/pgsql/13/data/postgresql.conf
#postgresql.confファイルに使用するタイムゾーンを入力します。
log_timezone =使用するタイムゾーン
#viエディタ保存
#postgresqlサービス再起動
shell> systemctl restart postgresql-13
#postgresql接続
shell> psql
#変更した設定の確認
postgres=# SHOW log_timezone;
基本的にすべてのユーザーにpublicスキーマのCREATEおよびUSAGE権限を付与しているため、データベースに接続することができるユーザーはpublicスキーマからオブジェクトを作成できます。すべてのユーザーがpublicスキーマからオブジェクトを作成できないように権限の取り消しを推奨します。
#postgresql接続
shell> psql
#権限取り消しコマンド実行
postgres=# REVOKE CREATE ON SCHEMA public FROM PUBLIC;
ローカルホスト以外の接続を許可するにはlisten_addresses変数とクライアント認証設定ファイルを変更する必要があります。
shell> vi /var/lib/pgsql/13/data/postgresql.conf
#postgresql.confファイルに許可するアドレスを指定してください。
#IPv4アドレスを全て許可する場合0.0.0.0
#IPv6アドレスを全て許可する場合::
#すべてのアドレスを許可する場合 *
listen_addresses =許可するアドレス
#viエディタ保存
shell> vi /var/lib/pgsql/13/data/pg_hba.conf
#IPアドレス形式ごとにクライアント認証制御
#古いクライアントライブラリはscram-sha-256方式をサポートしていないため、md5に変更必要
# TYPE DATABASE USER ADDRESS METHOD
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 scram-sha-256
host 許可DB 許可ユーザー 許可アドレス scram-sha-256
# IPv6 local connections:
host all all ::1/128 scram-sha-256
host 許可DB 許可ユーザー 許可アドレス scram-sha-256
#postgresqlサービス再起動
shell> systemctl restart postgresql-13
PostgreSQLディレクトリおよびファイルの説明は以下の通りです。
名前 | 説明 |
---|---|
postgresql.cnf | /var/lib/pgsql/{version}/data/postgresql.cnf |
initdb.log | PostgreSQLデータベースクラスタ作成log - /var/lib/pgsql/{version}/initdb.log |
DATADIR | PostgreSQLデータファイルパス - /var/lib/pgsql/{version}/data/ |
LOG | PostgreSQL logファイルパス - /var/lib/pgsql/{version}/data/log/*.log |
# MySQLサービスの起動
shell> sudo systemctl start mysqld
# MySQLサービスの終了
shell> sudo systemctl stop mysqld
# MySQLサービスの再起動
shell> sudo systemctl restart mysqld
イメージ作成後、最初は以下のように接続します。
shell> mysql -u root
パスワード変更後は以下のように接続します。
shell> mysql -u root -p
Enter password:
初期インストール後、MySQL rootアカウントパスワードは指定されていません。そのため、インストール後に必ずパスワードを設定する必要があります。
SET PASSWORD [FOR user] = password_option
mysql> SET PASSWORD = PASSWORD('パスワード');
初期インストール後、ポートはMySQLの基本ポートである3306です。セキュリティ上、ポートを変更することを推奨します。
/etc/my.cnf
ファイルの修正/etc/my.cnf
ファイルに使用するポートを指定します。
shell> sudo vi /etc/my.cnf
port=[変更するportアドレス]
ポートの変更が適用されるようにインスタンスを再起動します。
sudo systemctl restart mysqld
# MariaDBサービス開始
shell> sudo systemctl start mariadb.service
# MariaDBサービス終了
shell> sudo systemctl stop mariadb.service
# MariaDBサービス再起動
shell> sudo systemctl restart mariadb.service
イメージ作成後、最初は以下のように接続します。
shell> mysql -u root
パスワード変更後は以下のように接続します。
shell> mysql -u root -p
Enter password:
最初のインストール後、MariaDB rootアカウントパスワードは指定されていません。そのためインストール後に必ずパスワードを設定する必要があります。
SET PASSWORD [FOR user] = password_option
MariaDB> SET PASSWORD = PASSWORD('パスワード');
最初のインストール後のポートはMariaDBの基本ポート3306です。セキュリティ上、ポートの変更を推奨します。
/etc/my.cnf.d/servfer.cnf
ファイル修正/etc/my.cnf.d/server.cnf
ファイルを開いて[mariadb]の下に以下のように変更するポートアドレスを入力します。
shell> sudo vi /etc/my.cnf.d/server.cnf
[mariadb]
port=[変更するportアドレス]
ポートの変更を適用するためにインスタンスを再起動します。
sudo systemctl restart mariadb.service
“cubrid” LinuxアカウントでログインしてCUBRIDサービスを次のように開始/終了できます。
# CUBRIDサービス/サーバー起動
shell> sudo su - cubrid
shell> cubrid service start
shell> cubrid server start demodb
# CUBRIDサービス/サーバー終了
shell> sudo su - cubrid
shell> cubrid server stop demodb
shell> cubrid service stop
# CUBRIDサービス/サーバー再起動
shell> sudo su - cubrid
shell> cubrid server restart demodb
shell> cubrid service restart
# CUBRIDブローカー開始/終了/再起動
shell> sudo su - cubrid
shell> cubrid broker start
shell> cubrid broker stop
shell> cubrid broker restart
イメージ作成後、次のように接続します。
shell> sudo su - cubrid
shell> csql -u dba demodb@localhost
最初のインストール後、CUBRID dbaアカウントパスワードは指定されていません。そのためインストール後に必ずパスワードを設定する必要があります。
shell> csql -u dba -c "ALTER USER dba PASSWORD 'new_password'" demodb@localhost
query_editorのブローカーポートはデフォルト値が30000に設定されていて、broker1のブローカーポートはデフォルト値が33000に設定されます。 セキュリティ上、ポートの変更を推奨します。
/opt/cubrid/conf/cubrid\_broker.conf
ファイルを開いて以下のように変更するポートアドレスを入力します。
shell> vi /opt/cubrid/conf/cubrid_broker.conf
[%query_editor]
BROKER_PORT =[変更するportアドレス]
[%BROKER1]
BROKER_PORT =[変更するportアドレス]
ポートの変更を適用するためにbrokerを再起動します。
shell> cubrid broker restart
[参考] このガイドはJEUS 8 Fxi#1, WebtoB 5 Fix4 バージョンを基準に作成されました。 他のバージョンを使用する場合はそのバージョンに合わせて変更してください。
各イメージスクリプトは、JDKのインストール後にDAS、MS、WebtoBをインストールします。 インストール後の設定や制御方法はTmaxSoftのガイド文書(JEUS, WebtoB)を参照してください。
JDKは~/apps/jdk8u292
にインストールされ、そのディレクトリで~/apps/jdk8
にリンクが作成されます。
JDKのインストール中に.bash_profile
のPATH
に~/apps/jdk8/bin
パスが追加されます。
すでに~/apps/jdk8
ディレクトリがある場合はJDKがインストールされません。
JEUSは~/apps/jeus8
にインストールされます。 (スクリプトなどで内部的に決められたディレクトリにインストールする場合)
インストールする時、以下のプロパティに設定されます。
区分 | デフォルト値 |
---|---|
ドメイン名 | jeus_domain |
WebAdminポート | 9736 |
Adminサーバー名 | adminServer |
AdminユーザーID | administrator |
Adminユーザーパスワード | jeusadmin |
ノードマネージャ | java |
WebtoBは~/apps/webtob
にインストールされます。
JEUSを設定または制御するにはノードマネージャーを起動した後、WebAdminまたはjeusadminを通して制御する必要があります。
シェルに接続してstartNodeManagerコマンドでノード マネージャを実行します。 ノード マネージャ同士で通信が必要なため、セキュリティグループに基本ポートである7730の許可ルールを追加する必要があります。
DASはstartDomainAdminServerコマンドで実行します。
startDomainAdminServer -uadministrator -pjeusadmin
次のようにWebAdminを実行します。
http://{Floating IP}:9736/webadmin
に接続するとWebAdmin画面を見ることができます。wscflコマンドを利用して設定ファイルをコンパイルします。
wscfl -i http.m
wsbootを利用してWebtoBを起動します。
wsboot
wsadminを利用して状態の確認と制御を行うことができます。
Tomcatのインストールパスは以下の通りです。
~/apps/apache-tomcat-{バージョン}/
Tomcatは初期インストール中にデフォルトでサービスとして登録され、インスタンス起動時に自動的に実行されます。 Tomcatを手動で起動または停止するには、以下のコマンドを使用できます。
#tomcatサービスの開始
shell> sudo systemctl start tomcat
#tomcatサービスの停止
shell> sudo systemctl stop tomcat
#tomcatサービスの再起動
shell> sudo systemctl restart tomcat
Tomcatは最初のインストール時にデフォルトのポート8080で実行されます。次のコマンドを実行するとTomcat基本ページにアクセスできます。
shell> curl -i http://127.0.0.1:8080
HTTP/1.1 200
Content-Type: text/html;charset=UTF-8
...
最初のインストール時にデフォルト設定で実行されます。セキュリティ上、ポートの変更を推奨します。
server.xml
ファイルの修正~/apps/apache-tomcat-{バージョン}/conf/server.xml
ファイルを開き\<Connector> 部分に以下のように変更するポートアドレスを入力します。
shell> vi ~/apps/apache-tomcat-{バージョン}/conf/server.xml
...
<Connector port="{変更するポートアドレス}" protocol="HTTP/1.1"
connectionTimeout="20000"
redirectPort="8443" />
...
ポートの変更が適用されるようにTomcatサービスを再起動します。
shell> sudo systemctl restart tomcat
Node.jsのインストールパスは以下の通りです。
~/apps/node-{バージョン}/
# app.jsサンプルコードの作成
shell> echo "console.log('Hello World')" > app.js
# node実行
shell> node app.js
Hello World
Deep Learning Frameworkを使用するには、まずイメージテンプレートを作成する必要があります。
サービス選択画面でCompute > Image Builder > イメージテンプレートの作成に移動します。
イメージテンプレート名を入力し、OSはlinux - Ubuntu - Server 18.04 LTSを選択して最小ブロックストレージは70GB以上を指定します。
このように選択すると、下の画面にDeep Learning Frameworkが表示されます。
該当スクリプトを選択した後、 確認ボタンをクリックします。ポップアップが表示されたら作成ボタンをクリックします。
イメージビルドが完了した後、実際にGPU Instanceを作成するためにGPU InstanceボタンをクリックするとCompute > GPU Instance > GPU Instanceの作成に移動します。
インスタンスの作成時、ビルドして作成したイメージを選択してインスタンスを作成します。
Deep Learning Framework Instanceでは次のバージョンのソフトウェアが提供されます。
ソフトウェア | バージョン | インストール方式 |
---|---|---|
TensorFlow | 2.4.1 | pip, 参照 |
PyTorch | 1.7.1 | conda, 参照 |
Python | 3.8.11 | conda |
OS | Ubuntu 18.04 LTS | n/a |
NVIDIA Driver | 450.102.04 | apt |
NVIDIA CUDA | 11.0 | apt |
NVIDIA cuDNN | 8.0.4 | apt |
NVIDIA NCCL | 2.7.8 | apt |
NVIDIA TensorRT | 7.1.3 | apt |
Intel oneAPI MKL | 2021.4.0 | apt |
設定を完了した後、インスタンスを作成します。インスタンス作成の詳しい内容はInstance概要を参照してください。
condaコマンドを使用してMinicondaにインストールされた開発環境を確認します。
$ conda info --envs
# conda environments:
#
/opt/intel/oneapi/intelpython/latest
/opt/intel/oneapi/intelpython/latest/envs/2021.4.0
base * /root/miniconda3
pt_py38 /root/miniconda3/envs/pt_py38
tf2_py38 /root/miniconda3/envs/tf2_py38
[参考]
より詳しい使用方法はMiniconda文書を参照してください。
TensorFlow環境を有効にします。
(base) root@b64e6a035884:~# conda activate tf2_py38
(tf2_py38) root@b64e6a035884:~#
次のようにTensorFlowトレーニングをテストします。
$ cd ~/
$ git clone https://github.com/tensorflow/models.git
$ cd models
$ git checkout tags/v2.4.0
$ git status
HEAD detached at v2.4.0
nothing to commit, working tree clean
$ mkdir $HOME/models/model
$ mkdir $HOME/models/dataset
$ vim train.sh
#!/bin/bash
export PYTHONPATH=$HOME/models
export NCCL_DEBUG=INFO
MODEL_DIR=$HOME/models/model
DATA_DIR=$HOME/models/dataset
# 1個以上のGPUを使用する時に設定
NUM_GPUS=1 # 例) NUM_GPUS=2
python $HOME/models/official/vision/image_classification/mnist_main.py \
--model_dir=$MODEL_DIR \
--data_dir=$DATA_DIR \
--train_epochs=2 \
--distribution_strategy=mirrored \ # 1個以上のGPUを使用する時に設定
--num_gpus=$NUM_GPUS \ # 1個以上のGPUを使用する時に設定
--download
$ chmod +x train.sh
$ python ./train.sh
[参考]
より詳しい使用方法はTensorFlowチュートリアルを参考してください。
PyTorch環境を有効にします。
(tf2_py38) root@b64e6a035884:~# conda deactivate
(base) root@b64e6a035884:~# conda activate pt_py38
(pt_py38) root@b64e6a035884:~#
次のようにPyTorchトレーニングをテストします。
$ cd ~/
$ git clone https://github.com/pytorch/examples.git
$ cd examples/mnist
$ python manin.py --epochs 1
[参考]
より詳しい使用方法はPyTorch チュートリアルを参照してください。
Slurmインストールコンポーネントは、Mungeパッケージのインストールと設定、そしてSlurmパッケージのインストールまで行います。実行方法の詳細についてはSlurm Installation Guideを参照してください。
[参考]
Slurmガイドにあるコマンドはすべてroot権限で実行する必要があります。
hosts
ファイルの修正/etc/hosts
ファイルを開き、クラスタ環境に構成するnodeのIPとエイリアスを入力します。
# vi /etc/hosts
hostname
ファイルの修正/etc/hostname
ファイルを開き、現在nodeのエイリアスをhosts
ファイルと一致させます。
# vi /etc/hostname
初期に適用された基本設定がないため、直接設定ファイルを作成する必要があります。 Slurm Configuration GuideとSlurm Configuration Toolを参考にして作成した後、 /etc/slurm/slurm.conf
ファイルに保存します。
ログファイルのパスは/var/log/slurm/
パスの下に指定する必要があります。他のパスを指定したい場合は、 configurationファイルにパスを明記し、そのdirectoryの所有者をSlurmUser
設定値と一致させる必要があります。
すべてのクラスタを構成し、構成情報を設定すると実行できます。 Slurm Installation GuideとSlurm Quick Start Guideを参照してください。