MariaDBを使用するには、まずインスタンスを作成する必要があります。
MariaDB Instance作成にある作成 ボタンをクリックするとCompute > Instance > インスタンス作成に移動します。
MariaDBイメージを選択し、追加設定を完了してインスタンスを作成します。
インスタンス作成の詳細についてはInstance概要を参照してください。
インスタンスの作成が完了したらSSHを使用してインスタンスにアクセスします。 インスタンスにFloating IPが接続されていて、セキュリティグループでTCPポート22(SSH)が許可されている必要があります。
SSHクライアントと設定したキーペアを利用してインスタンスに接続します。
SSH接続の詳細についてはSSH接続ガイドを参照してください。
# MariaDBサービスの開始
shell> sudo systemctl start mariadb.service
# MariaDBサービスの終了
shell> sudo systemctl stop mariadb.service
# MariaDBサービスの再起動
shell> sudo systemctl restart mariadb.service
イメージ作成後、最初は以下のように接続します。
shell> mysql -u root
パスワード変更後は以下のように接続します。
shell> mysql -u root -p
Enter password:
初期インストール後、MariaDB rootアカウントパスワードは指定されていません。そのため、インストール後に必ずパスワードを設定する必要があります。
SET PASSWORD [FOR user] = password_option
MariaDB> SET PASSWORD = PASSWORD('パスワード');
初期インストール後のポートはMariaDBのデフォルトポートである3306です。セキュリティ上、ポートの変更を推奨します。
/etc/my.cnf.d/servfer.cnf
ファイルの修正/etc/my.cnf.d/server.cnf
ファイルを開き、[mariadb]の下に以下のように変更するポートアドレスを入力します。
shell> sudo vi /etc/my.cnf.d/server.cnf
[mariadb]
port=[変更するportアドレス]
ポートの変更が適用されるようにインスタンスを再起動します。
sudo systemctl restart mariadb.service