GameAnvilを利用してゲームサーバーを開発する方法を詳しく説明します。
開発言語 | 開発IDE | サポートOS | プロジェクト管理 | 使用可能なネットワークプロトコル | セキュリティ |
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Java 8, 11 | IntelliJ IDEA | Linux, Windows, MacOS | Maven | TCP/IP、WebSocket、HTTP/HTTPS | SSL |
GameAnvilは基本的な骨格の作業を迅速に完了するために、独自のテンプレートを提供します。テンプレートを使用すると、数回クリックするだけで基本的なゲームサーバーが完成します。こうして作成されたサーバーは、簡単なチャット機能が含まれています。詳しくは、下記のサーバーテンプレートの使用方法を参照してください。
実行する
IntelliJを開き、File > Settingsを選択します。
Import Settingsダイアログボックスで、先にダウンロードしたGameAnvil-Template.zipファイルを選択してインポートします。
取得が完了した後、IntelliJを再起動します。
再起動すると、次のようなダイアログボックスが表示されます。Create New Projectを選択します。
これで登録したテンプレートを選択できます。 Nextボタンを押すと適用されます。
適用中に次のようにEnable Auto-Importを確認するウィンドウが表示されたらEnableを選択します。
全て完了するとサーバーテンプレートプロジェクトのソースコードが表示されます。Runを実行すると、次のようにチャットサーバーが起動します。
テンプレートを利用した基本的なサーバーの構成が完了したら実行できます。サーバーが無事に起動したら、次のように各ノードのonReadyログが出力されます。次に準備したサーバーにクライアントを利用して接続します。
[2020-03-13 17:36:16,925] [INFO ] [MANAGEMENT@1005@ThinkServer@1] [c.n.t.m.ManagementNode] onReady
[2020-03-13 17:36:20,008] [INFO ] [LOCATION@30122@ThinkServer@2] [c.n.t.l.LocationNode] onReady
[2020-03-13 17:36:18,316] [INFO ] [SPACE@1@ThinkServer@0] [c.n.t.s.i.SpaceNode] onReady
[2020-03-13 17:36:19,008] [INFO ] [SESSION@1001@ThinkServer@2] [c.n.t.s.i.SessionNode] onReady
GameAnvilはテンプレートだけでなく、リファレンスプロジェクトを提供します。GameAnvilユーザーが参考にできるようにテンプレートで構成した基本骨格にさまざまな機能を実装しておきました。これらのサーバーとクライアントのリファレンスプロジェクトは別のメニューで確認できます。またGameAnvil APIとUMLダイアグラムをJavaDoc文書で提供しているので参考にしてください。
GameAnvil JavaDoc API Reference Site(JavaDocサイトをNHN Cloud内に含める場合、該当ドメインに変更予定)